Studio Note

WordPressからAstroへ、自社サイトを作り替えている

現行WordPressを残したまま、AstroとCloudflare Pagesで自社サイトを作り替えている取り組み。

自社サイトを、WordPressからAstroへ作り替えています。

いま公開されている本番サイトを止めずに、別の場所で新しいサイトを育てる。GitHubで変更を管理し、Cloudflare Pagesでプレビューを出し、本文や実績を少しずつ公開水準に近づける。今回のリニューアルは、ただのデザイン変更ではなく、クラハイト自身の運用を作り替える実験でもあります。

このページでは、なぜ作り替えるのか、何を急がないのか、どこを人が判断するのかを公開できる範囲で残しておきます。

いきなり本番を触らない

今回、最初に決めたのは「現行WordPressを直接いじりながら作り替えない」ことでした。

Webサイトのリニューアルでは、見た目の変更に意識が向きがちです。でも実際には、ドメイン、DNS、メール、過去記事、リダイレクト、問い合わせ導線、計測、ロールバックまでが絡みます。

だから、まずは本番を動かしたまま、別環境で新しいサイトを作っています。

  • 現行WordPressは稼働したまま保全する
  • Astroサイトはプレビュー環境で育てる
  • DNSや本番切替は最後の承認ゲートにする
  • メール系DNSには触らない
  • 旧URLのリダイレクトは、移行前に棚卸しする

地味ですが、この順番が大事です。作ることより、戻せることを先に考えます。

静的サイトにすると、運用の考え方が変わる

Astroを選んだ理由は、速いからだけではありません。

クラハイトのサイトでは、頻繁にログインして管理画面で編集するより、コンテンツをファイルとして積み上げるほうが合っています。取り組み、実績、Podcast、記事をそれぞれContent Collectionsとして持ち、構造化されたデータからページを生成する。

この形にすると、サイトが単なるページの集まりではなく、事業活動の台帳に近くなります。

  • 実績は works
  • 取り組みは notes
  • Podcast回は episodes
  • 出演者は people
  • 課題別のまとまりは topics

あとから検索や回遊を強くしやすい。公開できるものと、まだ伏せるべきものも分けやすい。AIが下書きや整理を手伝うときにも、構造があるほうが扱いやすくなります。

AIに任せるが、公開判断は任せない

このリニューアルでは、設計、モックアップ、実装、レビュー、画像生成、本文作成にAIを使っています。

ただし、全部を自動で流しているわけではありません。

特に止めているのは、本番反映、DNS切替、外部連携、クライアント情報、実績のロゴや数値です。AIは作業を速くできますが、公開してよいかどうかの判断は別です。

便利なところほど、止める場所を先に決めておく必要があります。

このリニューアル自体を、コンテンツにする

今回の作業は、自社サイトの裏側の話ですが、クラハイトが何を支援できる会社かを示す材料にもなります。

古いサイトを安全に置き換える。運用に合わせてCMSや静的サイトを選ぶ。コンテンツを構造化する。AIを使いながら、公開判断の境界を残す。

これは、Web制作、EC運用、業務自動化、メディア運営の全部に関わる話です。

だから、このリニューアルは完成してから見せるだけではなく、作っている過程も少しずつ残していきます。うまくいったところだけでなく、迷ったところや、あえて止めたところも含めて公開する。

その積み重ねが、クラハイトの仕事の見せ方になるはずです。

公開できる学び

サイトリニューアルは、デザインだけの作業ではありません。

どの情報を資産として残すか。どの導線を事業につなげるか。どこまでをAIに任せ、どこから人が判断するか。どのタイミングで本番を切り替えるか。

この順番を間違えないことが、安心して変え続けられるサイトにつながります。

関連サービス: WEB・ECサイト構築と広告運用 / システム導入コンサルティング